SHIBA DOG
言葉は、呪いにも笑いにもなる。
『SHIBA DOG』は、落語家のペットとして飼われている豆柴・ワンパックが、ラッパーとして“自分の言葉”でバトルラップの世界に挑む物語。去勢されることに違和感を覚えたワンパックは家出を決意。野良犬の世界で、異なる犬種、異なる文化、異なる価値観の中で言葉を覚え必死に生きていく。
CREDITS
- Creator
- 55
- Direction・Produce
- TORCH
VOICE
55さんが作った『SHIBA DOG』をはじめて拝見したとき、ギャグ要素満載の軽快なアニメーションとは裏腹に、不器用で切実な物語だと感じました。誰かに決められた役割の中で、期待どおりに振る舞うことを求められながら、本当は「違う声」を持っている。ワンパックがラップを通して言葉を探し、文化を学び、自分なりの表現に辿り着いていく姿は、今の社会を生きる多くの若い世代とも重なって見えます。
うまく言えなくても、噛みついてしまっても、それでも声をあげようとする姿は、とても愛おしい。私たちは、「かわいい」「おもしろい」だけで消費されないこの物語を、まっすぐに世界に届けたいと思っています。(高瀬・川瀬)